R.I.P.　ジョー山中：A DAY IN THE LIFE：SSブログ

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また訃報が届いてしまった。

ジョー山中が、亡くなった。
8月７日午前６時56分、肺がんだった。

昨年2月に肺癌が見つかり、3月25日、自らのホームページで治療中であることを公表していた。

今年3月に発生した東日本大震災の募金活動に参加、5月にはチャリティーライブを行っていた。

そして、7月下旬に病状が急変し心肺停止状態に陥り、8月7日に死去。64歳たった。

　　　　　　　　　　

この人の事を、よく知らない人でも、この曲は知っている人は多いと思います。
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人間の証明

Mama,Do you remember the old straw hat you gave to me
I lost the hat long ago flew to the foggy canyon
Yeah Mama,I wonder what happened to that old straw hat
Falling down the mountain side out of my reach like your heart

Suddenly the wind came up
Stealing my hat from me yeah
Swirling whirling gusts of wind
Blowing it higher away

Mama,that old straw hat was the only one I really loved
But we lost it,no one could bring it back like the life you gave me

Suddenly the wind came up
Stealing my hat from me yeah
Swirling whirling gusts of wind
Blowing it higher away
Mama,that old straw hat was the only one I really loved
But we lost it,no one could bring it back like the life you gave me

Like the life you gave me

「人間の証明」でドラマを織りなすひとつのピースとして西条八十の”ぼくの帽子”が引用されていたのを知り、
『西條八十詩集』を買いに本屋へ走ったのを、今でも鮮やかに覚えています。

ぼくの帽子－西条八十作
母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね？
ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。

母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかった。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。

母さん、あのとき、向うから若い薬売が来ましたっけね。
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとしてずいぶん骨折ってくれましたっけね。
だけどとうとう駄目だった。
なにしろ深い渓谷で、それに草が
背丈ぐらい伸びていたんてすもの。

母さん、本当にあの帽子どうなったでせう？
そのとき傍に咲いていた車百合の花は、
もうとうに枯れちゃつたでせうね。そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが鳴いたかも知れませんよ。

母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの渓間に、静かに雪が降りつもっているでせう。
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y・Sという頭叉字を
埋めるように、静かに、寂しく。　　

私は、この曲がヒットする前、彼が所属していたFLOWER TRAVELLIN' BANDというBandが大好きだった。

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FLOWER TRAVELLIN' BAND - Make Up

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FLOWER TRAVELLIN' BAND - Satori part Ⅱ

Flower Travellin' Bandは、内田裕也がプロデュースを担当し、
10月アルバム「Anywhere」を発表。
同年に開かれた大阪万国博覧会の出演中に知り合ったカナダのロックバンド、ライトハウスに見出され
メンバーはカナダへ渡る。
地元でライブ活動を重ね評価を上げた彼らはアメリカのアトランティック・レコードと契約し
4月にアルバム「SATORI」をアメリカとカナダで発売。
同アルバムから「SATORI Part2」がシングルカットされカナダのチャートに入る。
また、ライトハウス、ELP、ドクター・ジョンなどのミュージシャンと競演ライブも行った。

1972年3月に帰国し全国縦断コンサートを行う。
その後1973年1月に来日するローリング・ストーンズの前座を務める予定だったが来日は中止になり
大きなチャンスを逸してしまう。
1973年2月、アルバム「Make Up」を発表。同年4月京都円山公園音楽堂でのコンサートを最後に解散する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（wikipediaより引用）

【Anywhere】1970年10月21日

【SATORI】1971年4月25日
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【Made In Japan】1972年2月10日
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【make up】1973年2月25日
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【The Times】1975年10月

1970年代に海外で通用する数少ないBandの1つがFLOWER TRAVELLIN' BANDでした。
今聴いても、色褪せることなく素晴らしい音楽を聴かせてくれます。
日本のRockの黎明期を築いたFLOWER TRAVELLIN' BAND。
そのFLOWER TRAVELLIN' BANDのヴォーカリスト、ジョー山中。

どうか、安らかに眠ってください。
あなたの歌声を私は、生涯忘れる事はないでしょう。

keep on rockin'

今初めて知りました！
私も　このシングル買いましたよ！映画は見なかったんですが　当時ヘヴィロテのＣＭでも流れてましたもんね。物悲しい感じが　いまでも伝わってきます。いろんなスキャンダルもありましたが　まだこんなに若くして。。。

彼の活躍で　日本にも　レゲエが浸透して行きました。。。
・・・フラワー・トラベリン・バンドのファースト（ＬＰ）は特に　今でも高値取引の名盤ですよね！

永遠の歌声に　合掌☆
by ゆうのすけ (2011-08-08 02:59)

心からご冥福をお祈り申し上げます。
『人間の証明』を、聴きながら、『ぼくの帽子』を、今読み・・・
なんともいえず、深い感銘を受けています。
映画の人間の証明を、また観たくなりました。。。
by ラブスコール (2011-08-08 05:00)

若くして残念です…

ご冥福をお祈りします。
by せいじ (2011-08-08 07:13)

残念ですね。
僕のあの帽子は何処に…
黙祷。
by ぷーちゃん (2011-08-08 07:20)

本当ですか！始めて知りました．．．
まだまだお若いのに．．．
ご冥福をお祈りします。
by haku (2011-08-08 07:55)

昨年、Flower Travellin' Bandの映像をBSで観た時、
「なんだ、こいつら、カッコいいじゃん」と思い、ボーカルが
ジョー山中氏と知った時は、ダブルで衝撃でした。
合掌。
by ゴーゴー (2011-08-08 09:11)

最近、死ぬ人が多い・・・。
ご冥福をお祈りします。
by ダイナ (2011-08-08 09:36)

ジョー山中さん、私も大好きでした!!
本当に残念です。
心からご冥福をお祈りしたいと思います。
by カリメロ (2011-08-08 22:37)

ご冥福お祈りしております。
６４歳は若すぎます・・・・・。。
by Ｂｌｕｅ☆ (2011-08-08 22:43)

まだ若いですね。
残念です。ご冥福をお祈りします。
by しげ (2011-08-09 00:00)

日本のROCKの黎明期に貢献してくれた先人たちと、
お別れしなきゃいけない時間がきたのが残念です。

素晴らしい先人に感謝。
ご冥福をお祈りします。

by DEBDYLAN (2011-08-09 00:21)

人間の証明を歌うジョー山中さんの映像を、ありがとう。
この歌は、映画のバックに流れていたのしか聞いたことがありませんでした。ものすごく印象的な曲でしたが、ジョー山中さんが歌っている映像を、今、初めて見て、その魂に圧倒されています。
訃報は新聞で読みましたが、こうして歌も魂も生きている。
そしてこれを歌い継ぐ人が、きっとまた出てくることでしょう。
by お水番 (2011-08-09 10:11)

ジョー山中さんがお亡くなりになって、とても
残念です。
半年くらい前にNHKで、フラワー・トラベリン・バンド
が流され、本当にぶっとびました。
それで即、Anywhereとsatoriを購入しました。
ジョーさんにはもっともっと活躍していただきたかった
です。
ジョー山中さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

by テル (2011-08-09 19:44)